5ALA
5-アミノレブリン酸(5-ALA)は、すべての生命体に存在する天然の非タンパク質系アミノ酸で、「生命の根源物質」とも呼ばれるほど重要な役割を担っています。
主な特徴と働き
・ポルフィリン合成の出発物質:ヘム(血液中の酸素運搬に関与)やクロロフィル(植物の光合成)などの前駆体
・ミトコンドリア活性化:ATP(エネルギー)生成を促進し、代謝や細胞機能をサポート
・加齢とともに減少:17歳をピークに体内合成量が低下する傾向
・健康効果(研究で示唆されているもの)
含まれる食品(微量)
・発酵食品:黒酢、赤ワイン、日本酒、納豆、醤油
・魚介類:タコ、イカ
・野菜・果物:ほうれん草、トマト、バナナ
・※食品からの摂取量は少ないため、サプリメントで補うケースが多いです。
| 効果 | 内容 |
|---|---|
| 疲労回復・持久力向上 | ミトコンドリア活性化によりエネルギー効率が改善 |
| 糖尿病予防・血糖値改善 | インスリン感受性の向上や糖代謝の正常化 |
| 免疫力向上 | T細胞・B細胞の活性化による免疫応答の強化 |
| 睡眠の質向上 | エネルギー代謝の安定化による自然な睡眠リズムの調整 |
| 美容(肌・髪・筋肉) | コラーゲン生成促進、肌の水分量・弾力性改善、発毛促進など |
| がん診断・治療補助 | 光線力学診断(PDD)や光線力学療法(PDT)に応用 |
参考:
5-ALA研究会ホームページ https://5ala-labo.com/page/about5-ala







